2024年のAmazonブラックフライデーセールが11月27日~12月6日の期間で開催しています。
本記事ではセール対象となっている製品の中で筆者が気になったものや実際に使っているものの中でおススメのものをピックアップしてゲーマー目線で紹介していこうと思います。
ゲーミングデバイス
SteelSeries Apex pro TKL (2023)
通常時:35,180円
セール価格:21,980円(38%OFF)
一体どうしたのか、Apex pro TKLがまさかの最安値更新で22,000円を切りました。今までは安くても25,000円程度でしたので、突然の大幅割引です。
Apex proといえば、一時期はプロゲーマー達がこぞって使用していた程のゲーミングキーボードです。ゲーミングキーボードの中でも知名度が高いのは間違いないでしょう。
ゲーミングキーボードのスタンダードとなったラピッドトリガー機能搭載で、アクチュエーションポイントは最短0.1mmに調節可能。音量調節可能の便利なメディアコントロール付き。
最近はラピッドトリガー搭載のキーボードがかなり増え、キーボードの選択肢の幅が広がったため、以前ほどこのキーボードを使っている方を見かけなくなりましたが、それでもゲーミングキーボード購入の際に候補に入れるべき商品だと思います。
ちょっとマイナスな話になってしまいますが、私はラピッドトリガー搭載のキーボードを購入する際の最終候補がこのApex pro TKLとRazer Huntsman V3 Pro TKLで、最終的にRazer Huntsman V3 Pro TKLの方を選びました。
主な理由はスイッチ方式です。Apex pro TKLはOmniPoint 2.0 Adjustable HyperMagnetic スイッチという磁気センサー(シンプルに磁石を利用していると考えていただいてOKです。)を利用して入力を認識しているのですが、磁気センサーのため直接の物理的な認識ではないせいか、誤入力が頻発するという話を良く耳にしました。対してRazer Huntsman V3 Pro TKLはアナログオプティカルスイッチという一般的なキーボード入力の方式と同等のものを採用しているため誤入力がほとんど起きないようになっています。
以上の理由より、まだセール対象になったことがないため3万円代と高価ではありますがRazer Huntsman V3 Pro TKLを当時の私は選びましたが、さすがに今回のApex pro TKLの値段を見てしまうと選んでしまうかもしれません。いくらなんでも安すぎます。(そこらへんは財布と要相談で皆様お願いいたします。)
Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2
通常時:24,500円
セール価格:19,980円(18%OFF)
今年発売された、Logicoolどころかゲーミングマウスの中の超ド定番マウスG PRO X SUPERLIGHT の後継モデルであるG PRO X SUPERLIGHT 2が最安値を更新。遂に2万円台を切ってくれました。
主な変更点は
・ポーリングレートが8000 Hzに増加
・3 g程度軽量化
・HEROセンサー進化
・スイッチ変更によるクリック感の変化
以上が挙げられます。
正直、前モデルを使ってる人は無理して買い替えなくてもいいかなレベルの変更。実際、私も前モデルを使っていますが、買い替える気はほぼありません。ただし、ポーリングレートの増加はゲームをプレイする上ではかなり大きいメリットですので、ガチゲーマーの方は買い替えてもよいでしょう。(カジュアルプレイヤーなら誤差レベルですのであまり気にしなくてOK)
ただし、G PRO X SUPERLIGHT シリーズ自体は、万人受け間違いなしのマウスですので、これからマウスを買い替える方、ゲーミングマウスを初めて買う方にはおススメといったところです。
注意点としては、セール対象となっているのはブラックカラーかつ1年保証の物のみ。人気のマゼンタカラーなど、他のカラーは2年保証で定価での販売となっております。
GRAPHT GR2724ML-BK
通常時:59,950円
セール価格:49,940円(24%OFF)
プロゲーミングチームのスポンサーとしてよく見かけるMSYの自社ブランドGRAPHT発のゲーミングモニターGR2724ML-BKが今年10月の発売からわずか2ヵ月弱でセール対象になりました。1万円の値引きは中々です。
こちらをおススメする理由は価格に対してのスペック。
- 576ゾーン分割のMini LEDバックライト採用
- 解像度WQHD(2560×1440)
- 応答速度1 ms(OD)
- リフレッシュレート240 Hz
- HDR1000対応
- 色域カバー率99%(DCI‐P3)
27インチでWQHD対応のモニターの中では、ハイレベルな性能。コスパも抜群ですが、元の値段だと競合モニターとなるXiaomi G Pro 27iにコスパ面で若干見劣りします。しかし、現在のセール価格ならGR2724ML-BKに軍配があがる人も多いかも知れません。
最近徐々に増えてきているMini LED採用モニターですが、実物を初めて見た時は感動しました。今までのゲーミングモニターとは色彩の表現など明らかに映像美が違います。それに加えHDRの中では上位となるHDR1000対応。そして色域カバー率99%(DCI‐P3)。鬼に金棒といったスペックですね。ゲーマーだけでなくクリエイターの方も採用できるモニターになっています。
Xiaomi G Pro 27i
通常時:49,980円
セール価格:44,910円(10%OFF)
2024年の7月に発売されたXiaomi発のコスパを越える価格破壊レベルのゲーミングモニターG Pro 27 i がブラックフライデーのセール対象となりました。
先ほど紹介したGRAPHTのGR2724ML-BKよりスペック上はフレームレートを除いていほぼ上位互換となります。それでいて定価は1万円、セール価格でも5000円を下回る驚異の価格設定。
特筆すべきはこの価格設定で1152ゾーン分割のMini LEDという点。576ゾーンではローカルディミングにまだまだムラが感じられるレベルですが、倍のゾーン数となる1152ではそのムラがだいぶ軽減されます。
普通なら7~9万するレベルの製品で普通におススメですと言いたいところですが、コスパ故の懸念点もあります。
Amazonのみならず海外のゲーミングモニターのレビューサイト等でも軒並み高評価ではありますが、どうやら調整不足で初期不良、ドット抜け、画面が赤みがかる、画面が明るすぎたり逆に暗すぎたり...などかなり不安になる報告も多いです。
そのため、購入し不具合があった場合は自力で調整するか、カスタマーサポートと連絡を取るなど何かしら対処をしなければならない確率が高い製品となっているようです。いわゆるゲーミングモニター玄人向け。購入する場合は覚悟を持って購入しましょう。
ちなみに筆者は今回、勇気を振り絞り購入致しました(笑)。何も問題がなければそれでよし。仮に問題があったとしても、自力で出来る範囲でいろいろ試してみようと思います。そうでなければゲーミングモニター玄人に近づけないので(笑)。
届き次第レビュー予定。楽しみです。
ガジェット
HyperX QuadCast
通常時:16,500円
セール価格:13,980円(15%OFF)
配信やボイスチャット用のマイクではすっかり定番アイテムとなったHyperX QuadCastがセール対象になっています。筆者も発売直後の2019年から使っていて遂に5年経過しましたがまだまだ現役。ほぼ毎日通電状態ですが何の問題もなく使えているため、耐久性は十分過ぎるほどにあるでしょう。
使い勝手ももちろん素晴らしく、ワンタップミュートが便利すぎます。マイク上部にスッと触れるというかなでるだけでマイク内部のライトが消えミュート出来たか否かが視覚的に一瞬で分かります。そしてなんかかっこいい。
以前は2000円程の中華製のマイクを使っていて、ミュート機能はボタン式でしたが、押したと思ったらミュート出来ていなかったみたいな現象が度々起きていたので、始めて使った時は感動しました。
肝心の音質も良好。通話相手から、雑音が混じっているとか、聞き取り辛いと言われたことはなく、たまにする配信で音声を確認してもハッキリとしたクリアな声が聞こえてくるので性能は十分です。
そしてなんといってもこの見た目。マイク内部のLEDインジケーターの絶妙な色合いが素晴らしく、配信で顔出しする方は画面が映えますし、ゲーマーの方ならゲーム空間のレベルが一段階引きあがります。
4000円程値段は上がりますがホワイトカラーやRGBライティング機能が追加されたブラックカラーなど、選択肢が多いのも魅力的です。
USB接続のため買って挿すだけですぐ使用可能。配信を始めてみたい方、会議用のマイクが欲しい方、ゲームのボイチャ用にコスパの良いマイクが欲しい方はとりあえずこれを買っとけば間違いないという商品です。ホントおススメ。
注意点としては、コンデンサーマイク全般に言えることですが湿気に弱いので同じ空間で加湿器等を使うと壊れる可能性アリです。
実はHyperX QuadCastは今年の9月に後継モデルであるHyperX QuadCast 2 が登場しています。流石に発売してから日が浅いため、ブラックフライデーセールの対象外ですが予算に余裕のある方はこちらを検討してもよいかもしれません。
Elgato Wave Mic Arm LP
通常時:15,681円
セール価格:11,980円(24%OFF)
発売から1年が経過したElgatoのWave Mic Arm LPが過去最安値です。一般的なマイクアームは上からマイクを吊るすタイプですが、こちらは下からニョキニョキ生えてくるタイプになっています。このタイプのメリットは、まずモニター下から生やす感じになるのでゲームをプレイする際にアームが視界を遮らない点。そして下からの場合、口元にマイクを近づけやすいのでマイクを最適な位置に配置できる点などが挙げられます。
Elgatoが発売しているため信頼できる商品ですし、先ほど紹介したHyperX QuadCastやSHURE SM7B、Blue Yetiなど、有名どころのマイクにほとんど対応しているのもさすがElgatoと言ったところでしょうか。
ぶっちゃけた話、ストーリーミングやゲーム用途のマイクはマイクスタンド付属のものが多く、マイクアームを必ず買う必要があるかといえばないですが、デスク上に設置するマイクスタンドを使用するとマイクが高感度で机に触れた音、机の上に物を置いた音等々を拾うためだんだんと気になってきます。(私は実際そうでした。)そのため、配信を考えている方や会議での使用が多いという方はマイクアームは買うことをおススメいたします。
また、マイクアームに1万円かぁ...と思う方もいるでしょうが、関連商品で表示される中華製の安いマイクアームはおススメしません。実際に私は購入したら、絶対に開いてないといけないネジ穴が開いておらず、アームが固定できず製品未満の状態で、問い合わせても返品不可と散々な目にあったのでやめておきましょう。(もちろん信頼できる中華メーカーもあるけれど)
ちなみにこのWave Mic Arm LPにはホワイトカラーもあるので、デスク環境をホワイトに統一したいと考えている方にもおススメです。ホワイトカラーのマイクアームで信頼できるメーカーのものってなかなか見つからないですからね。
GRANPRO ポップガード
通常時:1,980円
セール価格:1,680円(15%OFF)
ポップガードはマイクに装着させることで雑音、特に破裂音のノイズを軽減させてくれるものです。このGRANPRO ポップガードは実際に私もHyperX QuadCastに装着させて使用しています。
正直ポップガードがあるからといって劇的に音質が変わるわけではありませんが、装着させると確かに破裂音や吐息があまり聞こえてこないかも...と感じれるほどには変化があります。どうせなら試してみるか位のノリで購入するのがおススメです。
このポップガードは装着が簡単でゴムを伸ばして間にマイクを通すだけです。マイクにくっついてる感じになるので存在感がそこまであるわけではなく、シンプルな見た目なのもGood。AT2020など対応マイクは多いですが、自身が使っているマイクに対応しているかよく調べてからの購入推奨です。(ちなみにHyperX QuadCastのマイク部分の直径は5.3cm程度)
気になる方はぜひ試してみてください。
HyperX Cloud Earbuds 2
通常時:5,490円
セール価格:4,660円(15%OFF)
先ほど紹介したHyperX QuadCastに関連しての話になります。
私はイヤホンとマイクの見た目を統一したかったため、同じくHyperXから出ているCloud Earbudsを使っていますが...既に生産終了+セール対象外+後継モデル登場という状態になっているので、後継モデルで今回のセール対象であるCloud Earbuds2をおススメします。前モデルもほぼ同じ価格で購入して5年使用していますが、音質に不満を抱いたことはないのでコスパ十分なイヤホンです。ただし、あくまでもセール価格で買うなら良コスパなだけなので、音質をめっちゃ重視する方は他の商品推奨。
日用品
Bodum ダブルウォールグラス
通常時:3,520円
セール価格:2,002円(43%OFF)
最近見かけることが増えたダブルウォールグラス。内側と外側のガラスの間を空洞にすることで、グラス内のものがまるで浮いてるかのような見た目になり、飲み物をおしゃれに変身させると共に気分を上げてくれるアイテムです。
メリットは見た目だけではなく、保温・保冷性能が高いためタンブラーの役割も果たすことができ、結露も発生させないということで、機能性までも兼ね備えています。
そんなダブルウォールグラスの中でも、人気の高いメーカーがBodum。今回のブラックフライデーセールでここ2年の最安値を更新。私も遂に購入させていただきました。
私は普段ゲームをプレイする際は、夏場はアイスコーヒー、冬場はホットコーヒーかホットココアを飲みながらプレイします。そのため、機能性とデザイン性を兼ね備えたダブルウォールグラスがゲームプレイ環境をワンランク上に上げてくれることでしょう。