インスタント食品はゲームの為なら1分1秒も惜しいゲーマーにとって大きな味方です。
そんなゲーマーの味方、カップ麵・カップ飯を紹介するシリーズ第2弾。
今回は、2024年7月15日に日清食品から発売された日清謎うなぎ丼を食べてみた感想を書いていきたいと思います。
リアルの事情や、他記事の執筆で発売から時間が経ってしまいましたが、しっかりレビューしていくのご安心ください。
それでは本題入ります!
商品概要
パッケージに記載されているように、謎うなぎ丼はうなぎ不使用でありながらうなぎ丼を謳っている商品です。公式サイトを見てみると、謎うなぎ丼のメインでもあるうなぎ風の具材は、プラントベースうなぎと言って、動物由来の原料を使用せず植物由来の原料を使用して、本物の "うなぎの蒲焼" に近い「食感」と「見た目」を再現したものとのこと。
プラントベースうなぎに使用されている主な植物由来の原料は、粒状大豆たんぱく、植物油脂、竹炭粉末の3つ。
竹炭という衝撃的な文字に驚かされましたが、竹炭粉末を利用することで焼いたあとの黒っぽさを再現してるらしいです。すげぇ...
ニュース等でよく見かける方もいるとは思いますが、二ホンウナギ、アメリカウナギやニュージーランドウナギは絶滅危惧種に指定されており、日本のうなぎを食べるという食文化への影響も懸念されています。
そこで、近年世界が注目しつつある野菜や果物、豆類などの植物由来の食品であるプラントベースフードに日清食品が目を向け、プラントベースうなぎを開発したというわけですね。企業努力の賜物。
ちなみに希望小売価格は369円(税別)と他のカップ飯の商品と少しお高め。この価格でうなぎを感じれるのであれば安いのかも?
原材料名
ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、味付けの素(砂糖、豚脂、粉末しょうゆ、しょうゆ、でん粉、植物油脂、小麦粉、鯛調味料、酵母エキス、たん白加水分解物、食塩、山椒)、大豆たん白加工品(粒状大豆たん白、植物油脂、粉末状大豆たん白、みりん、しょうゆ、その他)/調味料(アミノ酸等)、トレハロース、香料、カラメル色素、乳化剤、リン酸塩(Na)、酸味料、ゲル化剤(メチルセルロース)、酸化防止剤(ビタミンE)、くん液、植物炭末色素、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、チャ抽出物、(一部に小麦・乳成分・さば・大豆・豚肉を含む)
栄養成分表示 [1食 (100g) 当たり]
熱量 | 387 kcal |
たんぱく質 | 9.1 g |
脂質 | 6.7 g |
炭水化物 | 72.6 g |
食塩相当量 | 3.1 g |
アレルゲン情報
・小麦
・乳製分
・豚肉
・さば
・大豆
お湯を注ぐ
まずは開封。噂の謎うなぎであろう物体が9個ほど確認できます。謎うなぎの見た目がカステラみたいだなぁと思ったのは私だけでしょうか。
開封した瞬間からうなぎの蒲焼きと全く同じ香りが漂ってきました。かなり食欲がそそられます。ホントにうなぎの蒲焼きそのものといった感じで目隠しされたら絶対に本物と嗅ぎわけられません。
お湯を注いだらふたをして5分待ちます。謎うなぎ丼唯一の付属品がふたの上に乗っている特製甘辛たれです。フタの上で温めてくださいと小さく記載されているのでしっかり温めてあげましょう。
実食
5分後の謎うなぎ丼の見た目がこちら。若干お湯が足らなかったのか右下らへんがまた乾燥した状態ですが気にしないでおきましょう。あと、個人的にカップ飯あるあるなのが、なぜか泡立っちゃうんですよね。多分お湯の注ぎ方が下手なのでしょう(笑)
肝心に5分後の見た目ですが、程よくライスにうなぎのたれがかかった様な感じに仕上がっていて、私はかなりおいしそう!と思ったのですがどうでしょうか?
付属の甘辛たれをかけた後の見た目がこちら。いい色してますね。
甘辛たれはこちらも開封した後から、うなぎの蒲焼きと全く同じ匂いが漂ってきました。ただ、謎うなぎ丼を開封した時と全く同じというわけではなく若干甘い匂いが混じってるという印象。
他のカップ飯と同様によ~~く混ぜた後の見た目がこちら。なんか思ったよりも水分が減らなかったですね。
でようやく味の話に入りますが、まずライスの方を食べてみた感想は、、、
うなぎのたれ味というのが本音です。
正直予想はしていました。一応、味を感じた時の奥の方に山椒がいるのは感じられましたが、見た目からもわかる通り商品の9割以上がライスのみですし、謎うなぎ丼にかける付属のものも特製甘辛たれだけなので、それ以外の味がしないのは当然っちゃ当然ですね。市販のうなぎのたれと全く同じ味をイメージしてもらえればOKです。
ライスに関してはまずかったとかそういう訳ではなく、ただ予想の範囲内の味で、うなぎのたれをかけたご飯と全く同じだなぁという印象。もちろんうなぎのたれをかけたご飯なので箸はすすみます。
続いては肝心の謎うなぎ本体です。結構謎肉と見た目が似ている気がします。謎うなぎ単体で食べてみた感想ですが、、、
うなぎのたれをかけた白身魚という印象。
うなぎのたれの部分は一旦置いといて、謎うなぎの味は白身魚そのものです。白身魚特有の淡白でクセがないさっぱりとした味が再現されています。うなぎは白身魚ですし、植物由来の原料で再現されていると考えればかなりの再現度です。
ですが、普段口にするうなぎとめちゃくちゃ近いかと言われたらそれは違いますね。スーパーとかで売られてる白身魚(例えばホッケ)を家で調理した時に全然味がしないのものがあったりしますが、それにうなぎのたれをかけたら同じ風になると思います。
個人的に衝撃だったのは食感。うなぎ特有のふわとろな感じにはまだまだ遠いですが、もちっとした噛み応えで弾力があります。インスタント食品でこれはスゴイ。
まとめ・点数
★★☆☆☆(5点満点で2点)
あくまでもインスタント食品なので、300円を越える希望小売価格やその他のインスタント食品の味と比較してしまうと、微妙と言わざるを得ません。ただ、まずかったという訳でもないし香り自体は再現度高めなのでそこを考えたら2点かなというのが私の評価です。個人的にリピートはないですが。
最終的にディスる感じになってしまいましたが、冷静に考えると結構すごいことだと思います。うなぎというハードルが高すぎるせいでなんか違うなぁという印象は否めませんが、植物由来の原料のみという縛りがありながら、うなぎではないものでうなぎっぽさは感じることができているわけですしね。
ちなみに謎うなぎ丼ではなくは謎うなぎそのものが、実は2023年に1000個の数量限定で日清食品から発売されています。この時に発売した謎うなぎが、1年経ってさらに進化してうなぎに近づいた謎うなぎを使用した商品が今回の謎うなぎ丼です。そのため、来年以降では更にパワーアップして発売される可能性あります。
プラントベースうなぎへの取り組み自体は、環境問題に配慮した素晴らしい取り組みだと思うのでぜひパワーアップしてほしいです。
以上になります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。