インスタント食品はゲームの為なら1分1秒も惜しいゲーマーにとって大きな味方です。
そんなゲーマーの味方、カップ麵・カップ飯を紹介するシリーズ第3弾。
今回は、2024年9月16日に日清食品から発売された「ラーメン山岡家 醤油ラーメン」を食べてみた感想を書いていきたいと思います。
筆者は週に一度、山岡家に通うほどの山岡家大好きマンのため、山岡家のカップ麺が発売されたからには紹介しないわけにはいきません!!
お店の味とカップ麺の味は同じなのか。毎週食べているものを思い出しながらレビューしていきたいと思います!!
商品概要
山岡家のレギュラーメニューは、醬油ラーメン、味噌ラーメン、特製味噌ラーメン、辛味噌ラーメン、塩ラーメン、プレミアム醬油とんこつ、プレミアム塩とんこつ、ウルトラ激辛ラーメンに加えて醬油、味噌、塩のつけ麺verそして午前5時~11時まで限定の朝ラーメンとかなり豊富なラインナップとなっております。もちろん筆者は全メニュー制覇済みです。
今回カップ麺化されたのは、山岡家の看板メニューの醬油ラーメン。希望小売価格は328円(税別)。私は特製味噌ラーメン信者ですが、醬油ラーメンに関しては大体5回に1回食べる感じです。特製味噌4回→醬油1回→特製味噌4回→醬油1回...といった感じ。たまに気分で他のレギュラーメニューも挟みます。
ちなみにお店での醬油ラーメン 並盛の価格は690円(税込)。ラーメン1000円が今では当たり前になりつつあるなかで、税込価格で700円をきるとなるとかなり安いです。カップ麵とは300円程しか差がありません。カップ麵高いな...
山岡家の店内では、「クセになる味 ラーメンの山岡家~♪」というキャッチーなフレーズとともにBGMが流れています。聞いたことある人ならわかると思いますが、ラーメンよりクセになるだろこのBGM
そんなBGMの謳い文句と同様の文言が、カップ麺のパッケージ上部にも記載されています。
実際私はすでに、クセになって山岡家の虜になっているわけですが、果たしてカップ麺の方はどうでしょうか...
参考程度に上記の画像は醬油ネギラーメンの大盛。味濃いめ、麺固め、油少なめで注文しました。注文の際に聞かれるお好みは、必ず濃いめ、固め、少なめが結論構成です。一番バランスが良いと思うんですよね、この構成。
また、山岡家でのネギのトッピングは外せません。ごま油で味付けされた白髪ネギは、シャキシャキとした食感でクセになります。
原材料名
めん(小麦粉(国内製造)、食塩、植物油脂、大豆食物繊維、チキン調味料、植物性たん白)、スープ(しょうゆ、ポークエキス、豚脂、植物油脂、糖類、食塩、ポーク調味料、小麦粉)、かやく(チャーシュー、ほうれん草、のり)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(増粘多糖類、加工でん粉)、乳化剤、かんすい、リン酸Ca、カラメル色素、pH調整剤、香料、カロチノイド色素、ソルビトール、アルギニン、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
栄養成分表示 [1食 (117g) 当たり]
熱量 | 420 kcal 麺・かやく:282 kcal スープ:138 kcal | 食塩相当量 | 7.9 g 麺・かやく:2.5 g スープ:5.4 g |
たんぱく質 | 11.4 g | ビタミンB1 | 0.26 mg |
脂質 | 14.3 g | ビタミンB2 | 0.38 mg |
炭水化物 | 61.5 g | カルシウム | 311 mg |
アレルゲン情報
・小麦
・卵
・乳成分
・豚肉
・鶏肉
・大豆
・ごま
・ゼラチン
お湯を注ぐ
まずは開封。いかにもノンフライ麺という見た目してますね。ホームページを覗くと、食べ応えのあるノンフライ太ストレート麺と書いてあります。実際に山岡家の店舗で提供される麺は、モチモチとしていて食べ応えのある太麵ですので、ここは期待したいところですね。
山岡家のカップ麺の内容物はこちら。かやく、液体スープ、粉末スープ、焼きのりの4つ。円盤タイプのカップ麺でよく見る内容物たちですね。かやくの中身はチャーシュー、刻みねぎ、ホウレンソウの3つ。お店で提供されるものには、白ネギの輪切りが入っていますが、カップ麵ではさすがに無理だった模様。ホウレンソウは山岡家では必須の存在です。私はホウレンソウは苦手ですが、山岡家のラーメンに乗っているホウレンソウはおいしいと感じます。スープとの相性が抜群なので、ただのホウレンソウでもおいしく食べれます。
ていうかかやくの中身少なくね...?
先入れかやくを入れてみました。やっぱり中身が少ないですね...。チャーシューのサイズは小さく、こちらも他のカップ麵でよくみかけるチャーシューと同じ見た目をしています。特別期待は...できないでしょう。まぁカップ麵なので致し方ない所ですが、毎週山岡家を食べてる身からすると残念ではあります。
実際のチャーシューはこんな感じ。豚肩ロースのチャーシューらしいです。記事執筆にあたって調べてみて初めて知りました。(笑)甘めの味付けで脂部分は多すぎず、少なすぎずで米がすすみます。こちらのチャーシューと先ほどのチャーシューを比較してしまうとさすがにギャップが大きすぎますね...
前置きが長くなりましたがようやくお湯を注ぎました。注いだ瞬間からホウレンソウの香りが漂ってきました。
お湯を注いだらフタをして、液体スープをフタの上に置いて5分待ちます。
実食
5分待って粉末スープと液体スープを投入しました。かなり脂が浮いてます。液体スープの匂いを嗅いでみましたが、山岡家の店内で漂っている動物臭と同一の匂いがしました。苦手な人は間違いなく苦手な匂いです。私は特に何も感じないのですが、周りの人は結構気にするんですよね(笑)だいぶ鼻を近づけて匂いを嗅ぐまでは動物臭がただよってこなかったのでそこはご安心ください。
スープを混ぜて焼きのりをトッピングしました。結構見た目はおいしそうですね!香りの方は山岡家の醬油ラーメンと結構近く、とんこつベースの醬油ラーメンの香りがしっかりしてきました。山岡家らしさは感じられます!
スープの表面付近をご覧ください。恐ろしいことになっています。脂とスープが完全に分離しているようです。私の感覚では、お店で脂多めにした時と同じくらいの脂の分離具合なので脂の量は結構多いかなという印象です。
長くなりましたがようやく実食です。まず麺の感想から。ノンフライの太麺は予想以上にモチモチしています。歯切れもよくて食べやすく、啜りやすいですが麺量70 gのため一瞬で終わってしまいました。少ねぇ...
また、麺とスープはそこまでうまく絡んではいなかったかな。スープの濃さを考えると明らかにインパクトが弱かった。
スープは思っていた以上に完成度が高いです。トロみがありつつしっかりとしょっぱい!このしょっぱさが山岡家の良さですね。しかし、どうしても後味にインスタント特有の安っぽい感じが残ってしまっていたのが少し残念なところでした。こればかりはカップ麵の宿命ですが、それでも実際に店舗で味わえるものに近いのは間違いないです。
普段味わっているスープの濃さとうま味が感じられたので、"ガツンときて、クセになる"のキャッチフレーズは再現されていると言ってよいでしょう。
ちなみにスープの塩分は5.4 gあるので飲み干すのはやめましょう(笑)
具材についてですが、チャーシューに関しては特に語るとこなしです。見た目でお察しください(笑)もうちょっと頑張って欲しかったなぁという印象。のりとホウレンソウも普通です。スープに力を注ぎすぎたか...
山岡家のお好みで例えるなら、スープの濃さはちょい濃いめ、麺の硬さは普通、脂は多めといった感じでしょうか。
まとめ・点数
★★★☆☆(5点満点で3点)
カップ麵と店舗のコラボとか、再現品はまぁこんなもんだよなというイメージそのままのものに落ち着いてしまった印象。スープに力を入れたのは間違いないでしょうが、それ以外に関しては有象無象のカップ麵と特に差はなし。普通です。
あとは、価格設定。最初の方でも述べましたが、税込価格は350円でしかも麺量が70 g。ラーメン屋での一般的な麺量は150 gと言われていますので、それの半分程度。どう考えてもコスパが悪いです。山岡家店舗での醬油ラーメン 並盛の価格は税込で690円で、一般的なラーメン屋と同等の麵量が盛られています。それでいて、完成されたチャーシューとスープが味わえます。お店でよくね...
といった感じで色々と難ありですが、普段から山岡家に通っている方にはおススメできると思います。お店の味と比較しながら食べるのはシンプルに楽しかったので。
以上になります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。